皆さん、こんにちは。
いつも「軍師見習いのつぶやき」を読んでくださり、ありがとうございます!
私は、11月に行われる「法学検定」の中級コースを受験すべく、4月の中旬から勉強をスタートさせています。
今回は、その進捗報告の第4回目です。
憲法→行政法→民法→法学一般→刑法の順に問題演習を進め、昨日、やっと1周目が終わりました。
正答率は、憲法が約67%、行政法が約65%、民法が約55%、法学一般が約68%、刑法が約53%です。
これを本番の配点をもとに当てはめてみると(1点未満の端数切捨)…
憲法 10点/15点
行政法 9点/15点
民法 11点/20点
法学一般 6点/10点
刑法 7点/15点
合計 43点/75点(57.3%)
一昨年の合格最低点が43点ですので、一応現時点でも合格の可能性はあると言えばあります。
ただ、試験会場の緊張感と時間制限の中では当然点数も下がることが想定されますので、今後も気を引き締めて勉強を継続したいと思います。
2周目は、1周目の演習順と得点率を考慮して、民法→刑法→行政法→憲法→法学一般の順に演習を行う予定です。
さらに、民法と刑法は全問を解き、行政法・憲法・法学一般は、1周目で間違った問題のみを解こうと思っています。
今回は、私が解いている刑法の問題を一部アレンジして紹介します。
【問題】
Xは、宿泊先のホテルで、前日の宿泊客が忘れた腕時計を見つけ、これを持ち帰った。Xには、占有離脱物横領罪が成立するか?
【解答】
成立しない。
客室内の遺失物については、包括的にホテルが事実上支配していると解されています。
Xは、腕時計に対するホテルの占有を侵害したことになるため、占有離脱物横領罪ではなく、窃盗罪が成立することになります。
今回も読んでくださり、ありがとうございます!